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マミー、そばにいて

マミー、そばにいて

 著者は、2003年3月15日にがんのために亡くなったプロレスラー・冬木弘道の妻。冬木の死後、冬木軍プロモーションの代表取締役社長として表舞台にも顔を出していたので、一部のプロレスファンにはおなじみ。

 私は冬木弘道というレスラーが好きで、二冊ある彼の著書も読んでいる。冬木薫氏はもともとプロレスファンではないとあって、プロレス側の描写はほとんど無く、ここで語られる冬木弘道像は子煩悩で内弁慶な家庭人である。冬木は理不尽大王を名乗っているけど本当はいい人! というコンセンサスがファンの間には広まっているので、意外性はほとんどない。

 後半で語られている闘病生活は凄絶で、特に最初の直腸がん手術の話は読んでいるほうが眩暈を起こすほど。へそからメスを入れて、文字通り尻を半分に割ってしまい、そこから直腸を摘出するのだ。うわっ、今年は絶対にがん検診受けようと思った。手術のあと、抗がん剤治療がいやで、インチキ民間治療にはまりまくった話も冬木の本質である気の小ささ(興行を見た人にはわかるけど、ものすごい照れ屋だった)が現れている。都内の本業は宝石屋のインチキ治療師、誰だろう。指圧でがんは治りませんから。みなさんも気をつけてね。

 終盤に出てくる破壊王こと橋本真也がやたらとかっこよく、後書きでも橋本とZERO-ONE(橋本のプロレス団体)に謝辞が捧げられているのだが、この本が出た時点で橋本はZERO-ONEを離脱してしまったのだった。その背景には女性問題があるとの噂も。残念。

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Comments

それって橋本と薫夫人が不倫してるから格好よくかかれてるんですよ。

Posted by: 通りすがりの者 | January 13, 2005 at 07:09 PM

という説も流れてますねえ。
本当のところはよく知りませんが。
関係ないけど金村キンタローの奥様は非常に綺麗です。

Posted by: 杉江松恋 | January 18, 2005 at 06:25 PM

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