« (5/2)おまじない | Main | (5/5)総会が間に合わないという件 »

(5/4)一戦目

 PTA会長として、最初の挑戦を開始。
 区長と、区の教育長と子ども会連合会長宛に文書を出そうとしているのである。

 うちの区では毎年春に「子ども歩こう会」という行事が開催される。
 区内全域の子どもたちが、一斉に歩き始めて大きな公園に集合するというウォーキングの大会だ。
 大人でもあごを出す人が多いような距離を歩くので、子どもにとっては結構な試練になる。そういう行程を歩きとおすという達成感の味わえる行事だ。すばらしい。運動はそんなに好きではないけど、この大会の趣旨には百パーセント賛同する。

 しかし、一点だけ我慢がならないことがある。公園に集合した後に、式典がある。それが無駄に長く、子どもたちに犠牲を強いるものだ。子どもたちは、炎天下の公園に集合、整列させられる。午後一時から一時間弱、もっとも暑い時間帯に強い日差しにさらされるわけである。

 そこで聞かされるのは来賓祝辞という名目の、大人同士の社交辞令。今年は、子ども会連合会の会長代行というご婦人の挨拶から始まった。なんでも前年に、この歩こう会を立ち上げた方が亡くなったのだとか。歩こう会の開催をいちばん楽しみにしていたのはその方で、今も天国で見守っているに違いないという。そうでしたか。謹んでご冥福を祈念申し上げます。でもその話、子どもたちに聞かせる必要はあったのかな? 続いては教育長のご挨拶。子どもたちが楽しんで会に参加できるように、ここにいる(事務局?)の大人たちが尽力しているのだという。そうですよね。感謝いたします。でも、子どもたちにその感謝を強いる必要はないんじゃない? 彼らだってもしかしたら「大人の道楽に参加してやってる」って思っているのかもよ。

 すべてがこんな感じ。式典の意味を全否定する気はないけど、子どもが楽しんで会に参加できるようにする、という大前提を見失っている気がする。一年生から六年生まで、成長の段階が違う児童が参加する行事なのだ。一年生の集中力って、一時間弱ももたないですよ。暑いし。低年齢層の児童にとっては、拷問としか感じられない時間だったのではないかと私は考える。もちろん式典の中にはいい部分もあるのだ。警察の少年課の方は防犯について話してくださったし、「よい子の表彰」という素敵なコーナーもある。わんぱく相撲の紹介もやってくださってありがたかった。でもそれだけで十分だと思うのだよな。

 いらいらして終了を待っていたら、司会が来賓の紹介を始めた。一人ひとり立たせて名前を呼ぶわけである。いらないし、それ。無駄に長いし。ほとんど呆れる思いで本部席を見ると、そこだけは涼しい木陰なのであった。あなたたちと子どもたちと、場所を入れ替わるべきなんじゃないの?

 ……というようなことがあった。実は三年前にもこの会に参加して、同じ憤懣を味わったのである。今回は私も末端ながらスタッフとして参加したため(PTA会長は自動的にスタッフに組みこまれるのです)、事前の打ち合わせ時から「今年はあんなむごい式典はやりませんよね」と念を押して聞いていたのだが、ふたを開けてみたらこれだ。おそらく各地区で同じような不満の声があがっているはずだ。しかし、それをボトムアップで吸い上げるシステムがないのだろう。「子ども歩こう会」で検索してみても事務局は発見できないし、私から突き上げを受けても地区の役員の方は困ってしまうのだと思う。「こんな声が出ていました」「来年は気をつけましょう」で毎年終わっているのではないかな。

 そんなわけで、これはトップダウンで抗議をするしかないと思い、行事の管轄責任者であるはずの三者に文書を提出することにしたのである。あえてPTA会長名で出すつもりなので、内容で学校に迷惑をかけてはいけない。現在校長先生に文面を見てもらっています。連休明けには戻ってくるだろうから、そうしたら提出だ。どうなるかな。無視されたりしたら、私はちょっと怒るよ。

|

« (5/2)おまじない | Main | (5/5)総会が間に合わないという件 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/61260/41086391

Listed below are links to weblogs that reference (5/4)一戦目:

« (5/2)おまじない | Main | (5/5)総会が間に合わないという件 »