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(6/25)ドロー!

 以前の日記で区に対して喧嘩を売る話を書いた。

 5月4日の「歩こう会」という行事で、子どもたちがあわや日射病というような危険な環境に長時間置かれたことに憤慨し、抗議の手紙を区長と区の教育長、子ども連合会会長に対して出したのである。

 その手紙に対する回答が子ども連合会会長からいただきました。
 私信につき原文掲載は控えるが、丁重に先方の非を詫びる内容だ。
「役員会で歩こう会の反省会をいたしましたが、主催者サイドの意見ばかりの様に思われます」「頂いた文書をもとに次年度の為によい反省事項をまとめておきたいと思っている次第です」とある。

 これで「じゃあ、どう反省するのか具体的に示せよう!」とか居直る手もあるのだが、大人げない。今回は矛を収めるべきでしょうね。信用しますから、ぜひ反省して来年の行事で企画に活かしてください。よろしくお願いします。

 本音をいってしまえば、手紙を送りつけられた三者の誰かが激高して、なにか致命的な失策を犯すといいなと思っていたのですけど、ちょっと紳士的にいきすぎたのかもね。喧嘩の売り方としては、最善手ではなかったということだ。私もまだまだ甘いな。 とりあえずこの喧嘩はドロー!

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(6/3)区長宛の手紙

 以前にこの日記で、○○区の主催する「歩こう会」で子どもが日なたの広場に放置されてひどい目に遭わされたことを書いた。 その件で、○○区区長と教育委員会教育長、子ども会連合会会長宛に以下の文書を提出した。
 正式な回答があるかどうかわからないが、こういうことを言い続けないと、絶対に愚行は止まらない。
 無視されたらされたで、また別の方策を考える必要がある。

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2008年6月3日
○○区長殿
○○区教育長殿
○○区子ども会連合会長殿

○○区立▲▲小学校PTA会長
杉江松恋


○○区子ども歩こう会について報告とお願いの件


謹啓
新緑の候、時下ますますご清祥の段、お喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
充実した学びの場と安心して学校に通うことのできる環境を整備していただいていることに感謝致します。また、先日企画くださった第三十六回子ども歩こう会は、子どもたちに健全な成長の機会を与えるという意味でたいへんに有意義なものでした。小学生の子どもを持つ親の一人として、衷心より御礼申し上げます。

 さて本日は、その歩こう会に関して残念なことがあり、皆様に報告を申し上げる次第です。併せて僭越ながら改善の提案をさせていただきます。長文にて恐縮ではございますが、ご一読をくだされば幸甚でございます。
 四月二十九日(火)に開催されました同会は、幸いなことに晴天に恵まれ、絶好の行楽日和、運動に適した気候となりました。▲▲小学校校門前から集合場所の□□公園まで、子どもたちは元気溌溂として行進し、得がたい思い出作りを行ったことをまずご報告申し上げます。
 しかしながら子どもたち一人一人に会の感想を聞いてまわったところ、保護者にとっては心の痛むような答えが多く寄せられました。曰く、
「開会式は暑くて『子どもを殺す気かーっ』と思った」
「話が長すぎて、聞いていたくなかった」

 とのことです。複数名の子どもたちが、同じような意見を口にしていました。

 公園の広場に子どもたちが集合したのが十二時五十分、開会式が始まったのが十三時九分のことでした。幸い▲▲の子どもたちは最初から座って開始を待っていたからよかったのですが、集合してから開始までずっと立ったまま指示を待っていた地区の子どもたちもいたようです。私は子どもたちから少し離れた場所で、はらはらしながら動向を見守っていました。なぜ式が始まらないのだろう、何を手間取っているのだろうと気になって事務局の方を見ると、何かの準備・確認の作業をしていらっしゃるようでした(後でそれは、「よい子の表彰式」の準備なのだとわかりました)。そのようなことは、子どもたちを集合させる前に終わらせておいてくれれば、と正直恨めしい気持ちになりました。しかも事務局の方は、涼しい木陰に机を置いていらっしゃるのです。子どもたちは、照りつける陽光の下、まったく無防備な状態で大人たちの指示をじっと待っていました。

 十三時九分、ようやく式が始まりました。来賓の皆様のご挨拶が続き、中には子どもたちにはまったく理解できないだろうというような、大人同士の会釈のような挨拶も含まれておりました。○○警察署少年課の方が防犯の心がまえについて話された内容は、とても重要なことだと思います。△△ロータリークラブの方が、各地区を代表した児童に「よい子の表彰式」を行った際は、保護者としてとても誇らしい気持ちになり、大きく拍手させていただきました。しかし、その他のご挨拶がすべて必要なものであったかと問われれば、そうではなかったと答えざるをえないのではないかと思います。式が終了したのは十三時四十分のことでした。すでに子どもたちを集合させてから五十分という長時間が経過しておりました。終了を告げると、子どもたちは一斉に広場を離れ、三々五々に自分たちの楽しい遊びに向けて散っていきました。灼熱の広場には、それこそ一人の子どもも残らなかったのです。幸い、体調を悪化させてその場に崩折れるような子どもは一人も出ませんでした。よくぞ、と天に感謝したい気持ちでいっぱいです。

 私どもは▲▲住区住民会議という単位でこの会に毎年参加させていただいております。冒頭にも書きましたように、子どもの心身の健全な育成の機会としてたいへんありがたい行事だと思っておりますし、一人でも多くの子どもたちに参加してもらいたいと思っています。しかしながら現状では、毎年参加児童の数は減る一方です。楽しい思い出作りになるから一緒に行こうよ、と子どもたちに呼びかけています。そうした参加機運を作り出すために、少しでもマイナスの要因は取り除くべきではないかと考えるのです。以下に、ささやかながら改善の提案を述べさせていただきます。運営に携わる事務方のみなさまのご参考となれば、これほどの幸せはございません。

一、子どもたちに聞かせる挨拶の数を最小限に絞る。
  先述しましたように、○○警察署少年課からの防犯案内、よい子の表彰式などはとても有意義なものと感じました。5月10日(土)のわんぱく相撲のご案内なども、関心をもつ子どもや保護者も多いと思います。しかしその他の内容については、子どもたちが遊んでいる間に保護者に対して聞かせればよいものなのではないでしょうか。

一、開会式ではなく、閉会式を行う。
  陽射しがもっとも強く、健康を害しやすい十三時台ではなく、日の傾きかけた十五時台に、最後の締めとして式を行えば、子どもたちの体の負担も少なくて済むのではないかと愚考します。

 以上、僭越ながら一保護者として意見を述べさせていただきました。内容につき、関係者のみなさまに対し、失礼の段がございましたらお詫び申し上げます。子ども歩こう会が末永く存続し、一人でも多くの児童が参加してくれることを願って止みません。末筆ではございますが、○○区教育行政のますますのご発展、ご振興を祈念申し上げ、筆を擱きます。ご多忙のところ精読下さり、誠にありがとうございます。乱筆乱文失礼致しました。

謹白


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(6/1)デイキャンプ

(6/1)デイキャンプ
本日は地域住民のみなさんと大田区城南島でキャンプでした。磯で蟹釣りをして遊ぶ子供たち、を監視するお役目です。疲れました。

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