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(1/21)エア

 四十八時間ぐらいかけて「ミステリーズ!」用の原稿を書き上げる。先ほど脱稿して編集部に送ったところです。遅くなって大変申し訳ありません。前にも書いたけどこの原稿は、毎回執筆時間の倍以上を資料調べのために使っている。書きたいことが多すぎて、完成原稿の倍近くを書いては削っているのである。単行本としてまとめる機会があったら、削除した部分を復活できるといいなあ。

 毒気が抜けるというが、原稿を書き終えてから鏡を見たら昨日とはまったく違った顔になっていて驚いた。昨日はなんというか、作業中の棟方志功みたいな顔になっていたのだ(そういうドラマを昔テレビで観た記憶があります)。なんとか人前に出られるようになった。よかったよかった。

 一休みするために本を手に取る。本を読むのが仕事だが、休憩するときも本を読むのである。脳を休めるための読書だから、あまり硬い内容じゃないほうが望ましい。流し読みできる本のほうがいいのだ。

 本日お世話になったのは、石黒謙吾『エア新書』である。『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』(山田真哉/光文社新書)をはじめ、新書タイトルには工夫を凝らしたものが多い。そこに着眼し、「今風の新書タイトル」で「有名人100人が本を出したらどうなるか」という遊びをした本である。同工の企画はネット上でもよく見かけるが、さすがは「チャート式の達人」石黒謙吾だ。企画としてよく練りこまれたタイトルばかりで、ネタに走りすぎじゃないかそれは、というものもあるが、中のいくつかは実際に本が出来そうである。高田純次著『エロい人は思いつきでものを言う』あたりは怪しい(副題が「エコの時代は終わったね、これからはエロ」というのも実に高田純次らしい)。羞恥心著『バカの品格 --三人寄れば文殊の無知』も、実際に企画が動いていそうな嫌な雰囲気がある。出さないでね。


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