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(1/26)第2回世界バカミス☆アワード決定!

 わー、ぱちぱちぱち。

 昨日、東京・渋谷区の青山ブックセンター本店で、第二回バカミス☆アワード決定のトークイベントを開催した。来場者数は八十人超で、第一回のほぼ倍に近い人数である。素晴らしい。ご来場いただいた皆様には、改めて御礼申し上げます。みなさんの投票をいただいて、無事にアワードを決めることができました。また、イベントの告知には多数の方にご協力いただきました。本当にありがとうございます。

 さて、最終候補作の発表である。
 事前協議により、以下の五作を最終候補とした。

 五十音順に、
『官能的』鳥飼否宇(原書房)

『荒野のホームズ』スティーヴ・ホッケンスミス(早川書房)

『ジョニー・ザ・ラビット』東山彰良(双葉社)

『名もなき書』Anonymous(PHP研究所)

『メアリー-ケイト』ドウェイン・スウィアジンスキー(早川書房)

 この五作について、小山正(バカミスの名づけ親)・川出正樹(バカミスト)・杉江松恋(バカミス・フィクサー)の三名がプレゼンテーションを行った。『官能的』『荒野のホームズ』については、ゲストとして来場いただいた作者の鳥飼否宇さん、翻訳者の日暮雅通さんからもコメントを頂戴している。そしてサプライズ・ゲストであった東山彰良さんにもマイクを持っていただき(無茶振りですいません)『ジョニー・ザ・ラビット』をお書きになった経緯を話していただいたのでありました。

 プレゼンテーション終了後、来場者に「読んでみたいと思う作品」を三作挙げていただくという方式で投票を行った。その結果一位に選ばれたのが、『官能的』である。鳥飼否宇さんには正賞として、彫刻「バカミスくん」が贈られた。奄美大島まで持っていってください、バカミスくん!(写真は後日公開)

 ちなみに二位以下は『ジョニー・ザ・ラビット』『メアリー-ケイト』『荒野のホームズ』『名もなき書』という順位でありました。『名もなき書』が一位にならなくて本当によかったー。

 公開選考会の模様は、後日「ミステリ・マガジン」でご報告いたします。お楽しみに。
 なかはしさんが「ぼくのミステリな備忘ログ」で会の模様を紹介してくださっているので、そちらもご覧ください。あ、バカミス君の画像もあるぞ。

 なお、会場を飾った書の数々は村野まりやさんが書いてくださったものでした。村野さんは風景を書とともに紹介する風筆家としても活躍しておられます。ブログ「風筆散歩」もぜひご覧ください。

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