(1/29)早川書房に行って来た
昨日は早川書房にうかがい、「ミステリマガジン」のための座談会に参加した。翻訳家の田口俊樹さんが座長、北上次郎さんがオブザーバーとして開かれているもので、今回が二回目。テーマは「翻訳ミステリーの梃入れのために何ができるか」だ。前回が書店員編、今回が書評家編である。池上冬樹さん、小山正さん、石井千湖さんに私、という参加メンバーで一時間半ばかり話し合った。
痛感させられたのは、いろいろ文句を言うよりも自分が頑張らなくては、ということであった。不景気なのは確かだし、本が売れない状況にあることは間違いない。出版社はどこも経営が危なくなっている。でも、それは全部「外」のお話である。業界がどうなろうと関係ない。自分が払うべき努力をしてから愚痴をいうのが筋である。
四の五の言う暇があったら本を読め。
四の五の言う暇があったら本を読め。
大事なことなので二回言ってみました。本を読もう。本業は、書評家だからな。それでもっていろいろ楽しいことを考えて企画していきます。業界の隅から地味に発信していくので、気が向いたら見てくださいね。
さあ、仕事!
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