(1/30)道尾さんと恩田さん
昨日は飯田橋の角川書店で道尾秀介さん、千駄ヶ谷の河出書房新社で恩田陸さんの取材であった。
道尾さんには、本日発売の新刊『鬼の跫音』に関するインタビューをお願いした。初の短篇集である。タイトルは収録作の題名ではなく、全体に共通するキーワードとして後付けで考えたとのこと。談話収録後、ロビーで撮影をしていたら、ミステリマガジン編集長に就任した早川書房のKさんにばったり。バトンタッチで道尾さんにインタビューなのだという。世間は狭いものだと思いました。
タクシーで河出書房新社に急行し、恩田陸さんにインタビュー。お会いするのは、昨年『きのうの世界』の取材で伺った時以来である。『ブラザー・サン シスター・ムーン』は恩田さんが初めて大学時代について書いた作品。第一部の展開が『トリストラム・シャンディ』みたいなのがおもしろい。ついでなので先日の世界バカミス☆アワードの結果についてご報告申し上げる。「『官能的』に負けたのなら仕方ない」とのことであった。読んでいらっしゃるのね。
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