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(2/28)やっぱりホッパー

 そういえば、今週号の週刊SPA!は私がお当番なのだった。私はこの雑誌の文化欄である「文化堂本舗」で、「ミステリー一冊決め」というコーナーを持たせてもらっている。ほぼ月一連載で、採り上げる本の優先度は以下の通り。

 一、バカミス
 二、翻訳ミステリー
 三、本格

 つまりバカミスで翻訳作品で本格度の高いものであれば、この欄でぜひとも紹介したいということである。版元各社の編集者は、そういう作品があったらゲラ段階で早めに連絡してもらいたい。週刊誌なので、刊行から時間が経ってしまうと、紹介しにくくなるのだ。

 まあ、そんなことはどうでもいいのだけど、今週採り上げた作品はベネット・ダヴリン『夢で殺した少女』である。訳者が田口俊樹さんだということで気になっていた本だ。ちょっと前に川出正樹さんにお会いした際、「第一章の終わり付近でとんでもないことが起きる」「デヴィッド・アンブローズの『迷宮の暗殺者』ぐらい驚いた」と教えてもらったので読んでみた。なるほど。『迷宮の暗殺者』のあのインパクトには負けるが、これもなかなかである。びっくり好きの方はぜひ読んでいただきたい。ただしイヤミス成分も少なからず含まれているので陰惨な話が嫌いな方は用心が必要である。

 笑ったのはこの作品、映像化されていてデニス・ホッパーが出演しているということ。デニス・ホッパー出演、と利いただけで、作品の性質の85パーセントぐらいは理解できた気になるから不思議だ。

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