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(2/3)インタビューアのお仕事

 仕事のことを考えながら布団に入ったせいか、午前三時に目が覚めた。早起きにも程がある。

 本日は都内某所にて海堂尊さんの取材である。この取材のおかげで一月は海堂尊月間になった。
 
 インタビューの仕事をするとき、事前の何日かは下調べのために費やすことになる。したがって、日給にして三日分くらいの報酬が見込めないときは、はっきり言って持ち出しの損な仕事だ。効率だけでいったら、書評だけ書いていたほうがいい。しかし、インタビューのための下調べをすると対象者についての知識を蓄積することになるし、相手の考えをよく知ることもできるので、金銭面の条件を度外視して受けるのだ。自分の中でインタビューとは、下調べが5、現場の話術が2、原稿化が3ぐらいの労力を使う仕事だと考えている。

 最初にやったインタビュー仕事は、たしか十年以上前だった。東北新社の中島信也さんにお話を伺ったのである。当時中島さんは日清カップヌードルのCFで何度目かの評価をされていた時期だった。そんな旬の人物に、どんな質問をぶつけたのか、それをどんな原稿にまとめたのか、まったく記憶がない。憶えているのは、どういうわけか原稿を手書きしたことで、何度も駄目だしをされたことである。インタビュー記事は初めてだったので、正直言って子供の作文のような原稿だったと思う。駄目だしのたびに一から書き直し、コンビニに走ってファックスを送った(まだファックスも持っていなかったのだ)。書き直し地獄に陥ったのは自分のせいだが、二度とこんな仕事はすまい、とあのときは思いました。

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