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(3/12)ダ・ヴィンチ4月号

 映画公開を直前に控え、今月号の「ダ・ヴィンチ」は巻頭が海堂尊特集である。この特集には企画段階から関わっていたので、ちょっと裏話をば。

 去年の暮れから企画は決まっていたから、ひそかに準備を進めていたのだけど、直前で「野性時代」が海堂尊特集を大々的にやってしまい、大いに困った。だって普段の「ダ・ヴィンチ」スタイルを先取りしたような特集なんだもの(人物相関図など)。そうこうしている間に宝島社から作家公認のファンブックともいえる『ジェネラル・ルージュの伝説』まで出てしまい、さらに大弱り。編集者と顔をつきあわせるたびに「き、企画どうしましょう」と弱音を吐きあったのも、今となってはいい思い出である(嘘)。駄目元で編集者がお願いしたら、なんと海堂さんは短篇を書き下ろしてくださった。それでなんとか目玉が出来たのだ。この短篇は『ジェネラル・ルージュの凱旋』に連なる内容なので、『伝説』所収の中篇と併せて読んでいただきたい。

 今回の特集では「海堂尊は知っている」と題したインタビューを担当している。他には映画の主役コンビ、阿部寛さんと竹内結子さんの巻頭インタビューも私。竹内さんは異常にミステリーに詳しく、びっくりした。一押しに挙げたのが『TOKAGE』というのもマニアックすぎる。今野敏の警察小説について熱く語れる女優というのは、他にいないんじゃないのかしら。竹内ファンは今野小説を要チェックだ。

 他に原稿を書いたのは、恩田陸さん『ブラザー・サン シスター・ムーン』インタビューと、光文社書店スペシャルのコーナー。後者は第12回日本ミステリー大賞新人賞を受賞した『プラ・バロック』に関する内容なのだが、作者の結城充考さんはまだ出ていません。本が出てからのお楽しみということで、これに関しては次号でまた動きがあるかも。

 ミステリーダ・ヴィンチのコーナーが無くなってからはいちばん原稿を書いた号かもしれない。疲れたけど楽しかったです。ただ、原稿が滞って編集者にはたいへんご迷惑をかけてしまった。申し訳ありません。

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