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(10/15)遅くなっちゃったけど

 翻訳ミステリー大賞シンジケートの一昨日の記事、「北上次郎の質問箱」をお読みになりましたか? 読んだ人は結構驚かれたと思う。池上冬樹さんが絶賛された作品について、えー、あんなのがおもしろいんだ、どこがおもしろかったのか私にはわからなかったんですけど、と北上さんが質問する内容なのである。実際の書き方はもっと紳士的だけど。

 誤解なきように記しておくが、北上さんの意図は、書評家のセンスについて掘り下げた議論をすることにある。そのための「質問」なのである。もちろん、書評家のセンスは各人が異なるものを持っている。それを「価値観が違うよねー」「人それぞれだよねー」と言っているだけでは、あまりおもしろくない。あえて踏み込んだ議論を行い、そのやりとりを通じて生まれるものがあることを期待しているわけである。もちろん池上さんを一流の書評家として信頼しているからこその質問だ。信頼しているからこそ、判らないことは聞きたくなる。

 北上さんから執筆の打診をいただいたとき、これは波紋を呼ぶかもしれないなと思いつつも、是非とお願いした。できれば毎月書いてもらいたいのだが「質問したいことがあるときは書けるけど、それ以外は無理だよ」とのこと。それも当然なので、不定期連載にしたのである。しかし、できればやはり沢山書いてもらいたい。なんだったら、北上さんだけではなく、他の方が手を挙げていただいてもいいのである。逆に「北上さんのこの書評がよく判らなかったんだけど」という書評家・評論家がいたら、質問の場を提供するので私にご連絡ください。それが有意義な議論になるのであれば、北上さんも快く回答してくださるものと思う。あ、私も質問上等です。どうぞどうぞ。

 そんな感じで、ミステリー書評に関する風通しのいい議論が広がっていくといいと思っているのです。

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