(10/9)本日は鮎川賞パーティー
昨日は綾辻行人さんにお会いし、新刊『Another』についていろいろお話をうかがった。インタビューア特権で、新着の束見本も見せていただく。おお、厚い。そして、軽い。「野性時代」で三十回にわたって連載された小説なので、当然分量は多く、ページ数もあるのだが、それを感じさせない本の重量であった。造本マジックだ。内容も、マジックのようにおもしろいので雑誌連載を読んでいなかった方は期待していいと思います。すばらしいページターナーぶりで、綾辻さんの新しい代表作となることは間違いない……などと熱く語っていたら、「いやいや、褒め殺しはそのへんで」と軽くいなされたのであった。いえいえ、過褒ではなくてですね。
そんなこんなで水漏れショックのことも忘れて強く明るく生きております。
では。
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