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(11/20)なぜか女にゃちょいと弱い

 昨日は都内でも最高気温が九度という冷えこみの一日だったらしい。九度って。妻がインフルエンザなので三階に隔離して、子供と私は二階の居間に布団を引いて寝ている。寝相の悪い子供に蹴り出されて眼が覚めたので、こうして日記を書いている次第である。目覚まし時計として、子供はなかなかいい働きをする。この冷え方からすると、今日も寒い一日になりそうだ。

 十一月十九日は、懐かしいけど思い出せない曲を聞いたことから始まった一日だった。駅前に新装開店する店があったらしく、チンドン屋が来ていたのだ。チンドン屋をわざわざ呼ぶくらいだから、賑やかしの店なのだろう。パチンコ屋? 寒いのでわざわざ確かめに行く気力もなく(図書館でシリアルキラーに関する本をたくさん借りて帰るところだったのだ)、帰宅してから頭の中にチンドン屋の演奏している曲がこびりついていることに気付いた。

 くーもーといっしょに あのやまこーえてー

 歌えているし。私、歌えているよ。題名もわからない唄なのに。気にはなったのだが、確かめるすべもなく、暇もない。知らない唄を口ずさみながら再び外出した。

 行く先は角川映画の試写室である。「板尾創路の脱獄王」を観に来たのだ。板尾創路監督・脚本・主演作品で、個人色が非常に強い。前半を観ているときは、これ吉村昭の『破獄』じゃん、と既視感に駆られていたが、後半に入って物語が変なよれ方を始める。おお、来た来た、でもその展開は作品としてどうなのよ、と落ち着かない思いをさせられていたのだが、結局最後にはしてやられることになった。なるほど。これから観る方のために詳述は避けるが、非常に納得させられる、理詰めの映画でした。『破獄』は読んでから観たほうが楽しめると思う。もしくはNHKでドラマ化された映像作品か。緒方拳の演じた脱獄囚が板尾、津村雅彦の看守が国村隼という役どころである。余談ながらロケ地が愛知県犬山市の明治村だということで、島田荘司のあの作品が頭をよぎった。なんだか、断片の記憶ばかりが蘇る日である。

 くーもーといっしょに、あのやまこーえてー

 その足で池袋に行き、講師を務めて帰宅。帰りの電車の中で思い出した。そうだ、「てなもんや三度笠」の主題歌じゃないか、それは。あんかけの時次郎を演じた藤田まことが歌っていた、あの唄である。一回しか観たことがない番組だというのに、よく憶えていたものだ。だが、未だに曲名は不明。ググればなんとかなるような気もするが、そこまでする義理もなし。行けば街道は日本晴れ、と続くのだよな、と納得しておしまい。藤田さん、早く病気を治してまたお芝居を続けてください。

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