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(12/18)ブックジャパン

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 今回採り上げたのは、ヘレン・マクロイ『殺す者と殺される者』、ジェフリー・ハウスホールド『祖国なき男』、滝田務雄『田舎の刑事の闘病記』の三冊。一押しは『殺す者と殺される者』だ。本筋とはあまり関係ないのだけど、この本の務台訳で感心した箇所がある。ある専門用語について、現在使用されているものではなく、過去のものを使っているのである。おそらく作品の発表年を配慮してのことだろう。専門用語は時代によって移り変わるものだが、最新用語ではなく、その時代に生きていた言葉を当てはめるのには訳者として覚悟が要ったはずである。読者に、ものを知らなくて間違えたと思われる可能性があるからだ。おそらく、編集者と翻訳者の間で協議が行われたのではないか。その上で、旧用語を敢えて使ったのだろう。良い訳だと思います。



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