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(12/28)文豪さんへ

 メディアファクトリーから、アンソロジーの見本をいただいた。『文豪さんへ。 近代文学トリビュートアンソロジー』である。明治期以降の小説作品を現代作家が読み、それに対するトリビュート短篇を書くという企画のもの。北村薫が夏目漱石『門』、田口ランディが中島敦『山月記』、貫井徳郎が葉山嘉樹『セメント樽の中の手紙』、夢枕獏が坂口安吾『桜の森の満開の下』、宮部みゆきが新美南吉『手袋を買いに』、吉田修一が芥川龍之介『トロッコ』についてそれぞれ語り、短篇を書き下ろしている。

 ええと、なんでこの本をいただいたんでしたっけ。心当たりが無かったのでしばし考えた。

 ……そうか。私、この本に収録された作家のインタビューを半分担当しているんだった。すっかり忘れていたのだけど、この企画は「ダ・ヴィンチ」で連載されたもので、そのときお仕事をさせていただいたのである。そうか、あれが本になったか、そうだったか。忘れるな、という話だが。

 そんなわけで、なかなかおもしろい着眼点のアンソロジーです。長篇の『門』以外は元の短篇も掲載されているので、読み比べてみるといいでしょう。ちなみに夢枕作品は、あの〈陰陽師〉シリーズなのだ。

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