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(1/12)雪の降るらん

 原稿と取り組んでいるうちに夜が明けた。雨模様の夜明けだったが、これが午後からは雪になる由。こういう日は外出せず無精を決め込むに限る、と思っていたが午後一番で副校長と面談する予定を入れたことをすっかり失念していた。やむをえぬ。着膨れて出かけることにしましょう。

 昨日はずっと籠って芥川賞候補になった作品を読んでいた。好みとしては松尾スズキ『老人賭博』。酷薄な喜劇であるところが気に入ったのだが、選考委員には受けるかどうか。好感を抱いた藤代泉『ボーダー&レス』は、図式的で判りやすすぎるところが気になる。判りにくい顔をしている大森兄弟『犬はいつも足元にいて』も同じで、謎で牽引する小説と思われると忌避される可能性があるかも。この両者はいずれも候補になったのは初めてだからそういう意味でも受賞は遠い。舞城王太郎『ビッチ・マグネット』が、この作者にしては読みやすいという理由で意外と票を集めるかも。まだ半分しか読めていないので迂闊なことは言えないけど、羽田圭介『ミート・ザ・ビート』が減点法でいくと点を集める可能性もあり、予想を立てるならこの二作に○を打つ。

 本命 羽田圭介
 対抗 舞城王太郎
 穴 藤代泉
 大穴 松尾スズキ

 メディアがしきりに煽った大森兄弟は無いものと見た。こんな予想は作品の質とはまったく別物で意味がないことだけどね。





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