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(1/6)闘うベストテンを観た

 雑用のため取り紛れていたのだが、いただいたDVDでようやく観た。昨年までと違って、国産・翻訳のミステリーを同列に扱うようになったので、その分ベストランキングの枠に空きが無い。いきおい戦いも激化した形になっていて、おもしろいのではないかと感じた。未見の方は、機会があれば、どうぞご覧ください。

 それにしても会場では二時間喋っていたものを三十分に縮めているわけである。私が話した内容もだいぶきられていた。相手の話につっこむやり方など、作戦を検討しなければならない(その点、大森さんなどは手慣れたものである。さすが黒幕)。TVのタレントさんは、ああいうことを日常的にやられているわけだ。私には容易く真似のできることではないと感じた。もともと引きこもり体質で、人前で話すのは好きではないしな。だが、どうなのだろう。ラジオ放送局における起用枠が縮小して過激なことを言うタレントさんが活躍の場を狭められ、反対にポッドキャストやネットラジオで素人や半素人が自由に言葉を流せる土壌が広がりつつある。映像での「見栄え」を気にしなければ、どんな人でも「喋り」で勝負できる時代になってきたわけだ。参入の敷居が低くなっていくと、文章の世界と同様、喋りという表現形式でも芸の変容が起きていくのだろうか。ラジオになんの思いいれもないので無責任なことを言うが、混沌の中で自然淘汰がなされ、新しい形の喋り芸が生まれるのであれば、それはぜひ聴いてみたいと思うのであった。無責任なことを言うな、私は。文章の世界でも同じことが起きたらどうする。いや、それは自然淘汰されないように闘うしかないわけだが。淘汰されたりして。困るな。

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