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(3/8)これは熟読玩味すべき教えだ

 ジャーナリスト藤崎圭一郎さんがブログ「ココカラハジマル」に、私家版「雑誌原稿書き方 全111条」をアップしている。ざっと読んだが、ライター志望者なら必ず心得るべきことがわかりやすい文章で網羅されており、とても参考になる内容だと思った。ライターを職業としたい人だけではなく、学生でこれからまとまった分量の論文を書かなければいけない人、そこまでいかなくても短い文章(ブログなど)を日々書く用がある人でも参考になる箇所が多い。コピーし、持ち歩いて覚えてみるのもいいだろう。

 もっとも、これを金科玉条として守るだけではなく、自分なりのルールを付け加えていくのもライターの技量のうちである。あくまで原則と割り切ったほうがいい。割り切った上で、原則の精神を壊さずに改変を行うのだ。良いルールができたら、それこそ門外不出の財産となる。

 細かく見ていけば、違うなと思うところもある。たとえば私が自分に課しているルールでは、「の」を連続していい回数は二回までである(「021) 「の」の連続は3つまで。」)。文末に―や…を使って言い切りの形を避けることは極力縛めている。自己陶酔になる可能性があり、きちんと語尾まで言い切った上で余韻を生むような文章を書くことができなくなるからだ(「039) 文末に「──」や「……」を使うと余韻が生まれる。藤沢周平を読もう。 」)。そういった具合に自分ルールを作っていくわけである。ここを起点として、またここに戻ってくればいい。素晴らしい教科書になるはずだ。ぜひ一読してみてもらいたい。

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