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(4/27)君が悪かった、でも君が悪い事が判るだけじゃ駄目なんだ、どうしたら悪くなくなるか、考えよう

 もっと早く更新をするつもりだったが、学校で突発事があって遅くなってしまった。ある先生の指導体制について、明日は校長先生と膝詰めで話をしなければならない。気が重いが、これは会長としての任務だ。

 児童総数二百人強、小さくてのんびりした学校ではあるが、問題は起きる。そしてその起きた問題をうやむやにしようとすれば、そこから良い校風は腐っていく。どんなことでも、よい時は長くは続かないものだ。この一件がその終わりの始まりにならないように、明日はきちんと話をしようと思う。

 良かったことは、この問題について家族で話し合う時間がもてたこと。話し合いの結果の如何によらず、これは我が家のためには、めいめいの成長の機会となった。かなうことならば、問題の当事者の家庭で有益な時間が持てていることを願う。急な変化は望めない。あくまでも親が子供と一緒に成長していくしかないのだ。ゆっくりした変化に焦れて手っ取り早い結果を求めても無駄だ。他人に責任を押し付けようとしても駄目だ。問題は親と子供が向き合う空間の中にしかない。

 明日の面談では、特にPTAとして学校を難詰することはしないつもりである。ただ、問題の当事者の誰かを悪者にするのではなく、それぞれに非を悟らせるような話し方を先生はしてもらいたいということ、問題に関わらなかった子供たちに、他人事ではなく自分の身にも起こりえた事態であるという現実と当事者の立場になって考える優しさを教えてもらいたいということ、先生の指導体制の中で子供に不信感を抱かれている部分はないか自己点検してほしいということ。この三つだけを申し入れるつもりだ。他に望むことは何も無い。

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