(4/30)私はあなたたちに感謝します
昨日の昭和の日には、「歩こう会」という催しのために一日外出していた。
これは何かというと、区内にある二十二の小学校学区の子供たちが、地域の大人の引率を受けて、区の中心にある公園まで歩いてくるというだけの行事だ。単純な内容なのだけど、子供が長い距離を一緒に歩くという行為自体に意味があるとわたしは思っている。低学年の子も、泣きべそをかきながら歩くんだもの。
二年前にPTA会長として初めてこの催しに参加したとき、私は憤った。会の中で、式典がある。それが無駄に長かったのだ。以前の記述を確認したら一時間近くも炎天下で子供が待機させられたことが書いてある。激怒し、PTA会長として抗議文を書いた。その結果、主催の方から丁重な詫び文をいただき、次回からの改善を約束していただいた。
その翌年の式典は、格段に簡素化されていた。やればできるじゃん、と思った。そして今年である。さらに流れはスムーズになり、集合から解散まで二十分で終了した。さらによいことがあり、式典の後にジュニアリーダー(青少年ボランティア)によるゲーム大会があったのだが、これがよく考えられたものになっていたのだ。子供たちを年齢別に三グループに分け、それぞれで集めてゲームを実施する。同じゲームは十五分ぐらいで切り替え、次のゲーム、次のゲームと子供たちの関心が切れないように引っぱっていく。一本しかない長縄を三グループの時間差で使い、うまく利用していたことにも感心させられた。例年に比べても、よいゲーム大会になっていたと思う。
このことについては礼状を書こうと思う。考えられた運営で、子供たちは充分に楽しんでいた。二年前の非を認め、よくここまで改善してくれました。M区歩こう会の企画に携わったみなさんに、心から感謝いたします。
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