« (5/3)東方紅魔郷練習シートの使い方 | Main | (5/5)私がヒゲのPTA会長になった理由 その5 »

(5/4)高尾山が星二つとはなんぞ

 テレビの件もあってここ数日慌ただしかった。その埋め合わせというわけではないが、昨日は家族と一緒に高尾山に登ってきた。

 嗚呼、高尾山。
 嗚呼もなにもないもんだが、高尾山である。三多摩で高校時代を送った私にとって、高尾山は「学校をサボって平日に暇つぶしをしにいく場所」だった。平日に登るとただの一人も行き会わなかったりするのだ、これが。山頂まで行って、昼寝をして二冊ばかり文庫本を読んで、のそのそと帰ってくる。それが「サボり高尾山コース」の素敵な一日だった。人があまりいない、静かな山だったからできたことである。

 およそ十数年ぶりに登った高尾山は違った。あの閑散としていた一号路に明治神宮の初詣客かと見紛うほどの列ができていた(後で知ったところによると、山頂までその列は連なっていたらしい)。ケーブルカーとリフトは一時間待ちだ。なんたる人口密集。みんなそんなに高尾山が好きなのか。マニアか。例の世界でいちばん有名なグルメ本に高尾山が採り上げられ、なぜか星二つの評価がつけられたということは知っている。その結果大勢の観光客が押し寄せ、都内の人気行楽地になったのである。人気があるのはいいが、ここまでとは驚いた。あまりに人が密集しすぎて、「下山者はこれから登山する人に道を譲る」程度の登山の初歩的なマナーさえ守られていないほどである。道が狭いところで渋滞するのは仕方ないとして、道の端を走って若者が追い越していったりするんだもの。まず自分が危ないし、他人に迷惑だし、なにより歩いていい道以外の場所に踏み込むのは駄目だ。さすがにあれだけ人がいると、「登山客同士で挨拶をする」のは無理だと思うけど。飼犬を連れてきている人がいたのでまずいのではないかと考えていたが、登山の基本マナーとして生態系を脅かす行為として禁止すべきという意見の人もいるようだ。まあ、糞などは持ち帰るんでしょうけどね。

 昨日は、どうやら怪我人まで出てしまったらしい。上空にヘリコプターが飛び始めたので何事かと思っていたら、小型の緊急車両が群衆を掻き分けて麓まで降りていった。どうやら救護が間に合ったようで、よかった。でもあれだけ人が密集していたら、もしものときに身動きがとれなくなってしまう可能性もある。人気が出るのも考えものだ。友里征耶の予言が当たっていれば、某ガイドが日本で売れなくなるのもそんなに遠い未来のことではないようだから、いずれまた静かな山が帰ってくるのかもしれない。そうなったらまた、仕事をサボって登りに行きます。

|

« (5/3)東方紅魔郷練習シートの使い方 | Main | (5/5)私がヒゲのPTA会長になった理由 その5 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/61260/48261893

Listed below are links to weblogs that reference (5/4)高尾山が星二つとはなんぞ:

« (5/3)東方紅魔郷練習シートの使い方 | Main | (5/5)私がヒゲのPTA会長になった理由 その5 »