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(10/25)青少年健全育成条例の改正に関する都職員の方からの説明・その2

(承前)

(以下は、東京都青少年健全育成に関する条例の改正についてという参考資料に基づいて説明が行われた)

今回の条例に関しては大きく二つ柱があります。インターネット、携帯電話のトラブルから青少年を守るというもの、それから子供を性の対象とするメディアの氾濫から青少年を守るというこの大きな二つにわかれております。

1)インターネット
 このインターネットというものはここ十数年くらいの間に私たちの生活に入り込んできて、今では小学生でも携帯電話を持っているとう状況がある。ただインターネット、携帯電話は非常に便利な道具、ツールで、適切に使えばこんな便利なものはないんですが、ただこの危険性を知らないまま子供が使ってしまっている状況がある。この危険性なんかを知っていて、子供に教えて電話を使わせる、パソコンを使わせるということであればいいんですが、なかなか保護者の方も急に入り込んできたものですから、保護者の方も使い方なんかわかんない、で危険性もよく把握されていない。
 でどういうことが起きてしまってるかっていうと、携帯電話だけ子供だけ使っちゃって(子供早いですからね、ちょっと与えればパッパパッパ使えるようになっちゃいますから)ゲームサイトでの出会いの場があって異性と知り合って、で中学生の子供が30いくつの男性と知り合って直接会うようになっちゃって性的被害にあう。
 相手はだれかわからないんですよ、メールのやりとりだけですから。メールのやりとりでは「僕はどこそこ高校のサッカー部の部員、三年生なんだ」って、「すごい、強いところじゃない」と。で「写真送るよ」って雑誌かなんかのイケメンの写真とって、本当は30いくつのおじさんだったりするわけですよ。それをわからないでメールのやりとりだけでいかにも恋人同士のような気持ちになっちゃってですね、それでその自分の顔の写真を送る、学校の制服の写真を送る、で学校の特定もされてしまう。でそのうちに「愛してるんだったら裸の写真も送ってよ」などと言われて、そんな写真も送っちゃう。でその先どうなっちゃうかっていうとそれをネタに今度どこそこで会うと。それを拒むと「この写真をばらまかれてもいいのか、お前の学校どこかわかってるんだぞ」ということで脅かされて性的被害にあってしまったなんていう実例もあります。
 そういうようにインターネット、携帯電話というのは非常に相手が見えない、向こうにいる人の意図がわからない恐ろしいものだということを教えて使わせるとうのが本来の流れなんですが、大人の社会でもルールとかマナーができていない分野なので到底子供も対応しきれていない、じゃあどうしようかということで改正案なんです。

 第一に、東京都が子供の学齢に応じた機能を搭載した携帯電話の推奨制度の創設をすると。携帯電話事業者側からの申請に基づいて、東京都がこれであれば安全でしょうと思われるものを推奨するという制度を立ち上げましょうと。で、東京都推奨のマークか何かをつけて電話の販売の場に置いてもらえれば初めて子供に携帯電話を持たせる保護者が、あ、これだったらある程度安心なものなんだなという判断をしてもらえる、その基準になるということで考えております。

 第二は、フィルタリングの解除に際し正当な理由を記載した書面を保護者が提出するということです。去年の4月に青少年インターネット環境整備法という法律ができました。この法律で12歳未満の子供が携帯電話を使う場合には原則フィルタリングをかけたものを提供しなさいということで、法律上は事業者の義務になっています。ところがこのフィルタリングは、保護者が「いりません」と言えば簡単に解除できてしまうものなんです。
先程の危険性を知っていて、ちゃんと自分の携帯電話の使用状況を自分で確認する、子供にもそういう危険があるから使っちゃいけないよ、ということを言い含めてフィルタリングを外せばいいんですけど、そうじゃなくて子供のいいなりになって着メロがとれなくなっちゃうとか、フィルタリングかけてるとサイトが見れなくなっちゃう、という子供からの申し出で「あ、それは不便ね、じゃあいいわよ」と子供にちゃんとしたことを教えずにフィルタリングを解除してしまう親が相当数いる。
 去年の四月から一年半近く経つんですけど、フィルタリングの使用率というのは七割くらいなんです。で三割くらい子供はフィルタリングのかかっていない携帯電話を使っている。そういう子が被害にあってしまっているという状況があることからフィルタリングを解除するのは保護者の方の自由なんだけども、そういう危険性がある、ちゃんと自分で監督しなきゃいけないんだということをわかって解除してもらいたい、そのための意識付けとして書面を提出してもらいましょうということです。

 第三は、事業者は青少年が被害等にあう機会を最小限に留めるようフィルタリングの実効性を確保するということです。携帯事業者等に対してすべてフィルタリングかけちゃうと、本当に必要なところまで見れなくなってしまう。では、現行のフィルタリングでもって安全と確認されているサイトは大丈夫なようにしようと。
ただ、URLをクリックして最初に見られるところは確かに安全なんです。フィルタリングをかけていても見られるゲームサイトは安全なんだけど、そこからさらにクリックして飛んでいったところに、出会い系サイトだったり有害サイトがあったりするわけですね。
 ですからそういうフィルタリングで安全だっていわれるようなところの、その先のところまで子供が被害をあわないようにもっと実効性と高めてくださいというふうなことを東京都のほうで事業者に申し入れをしていこう、ということです。
 以上がインターネット関係の条例の関係です。

(つづく)

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