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(10/4)BookJapanの新規執筆者募集について言い忘れていたこと

 twitterでBookJapanは書評執筆者を求めている、と書いたら、今日一日で予想以上のメール、ツイートを頂戴した。この場を借りて御礼申し上げます。一つだけお断りしておくべきことを失念しておりました。

 新生BookJapanは現在のところスポンサー、タニマチ、ヒモなしです。したがって、原稿料をお支払いすることは「現状では」できません。

 そうなのだ。自分の中ではすっかり言ったつもりになっていたのだけど、伝わっていない可能性があるのでここで改めて書いておく。「スポンサーはいません。つけるつもりもありません」「原稿料はお支払いできません」「しかし、自由に書評という場で実験をすることはできると思います」
 そうした条件でも時間を割いてみていい、何かに挑戦してみたい、という方にのみ、今回は原稿をお願いしようと思っているのである。

 もちろん、執筆者の善意にのみ頼るのではなく、わずかであってもサイト運営のための収入を得る算段は考えている。もう微々たる額になってしまうと思うけど(もしかしたら、値上がりした煙草も買えないぐらい、とか)。それについては、また別途ご報告したい。とにかく、一本あたりいくら、の原稿料はお支払いできない、ということです。

 その代わり、本サイトでは「新刊の広告」の域を脱した試みが実現できるはずである。特に商業媒体に書評を発表している方に問いたい。そういう場が必要だと感じたことはありませんか、と。

 そして、今は無名だが、書評という場に魅力を感じて参加表明をしてみようかと考えている方にも申し上げておくことがある。BookJapanには以前、読者からの書評投稿コーナーというものがあったが、それは廃止する。本サイトに寄稿された文章については、原則的にすべて主宰者の査読によって掲載の可否を決定する。玄人であろうと素人であろうと、名の売れている人であろうと無名の書き手であろうと区別せず、文章の内容次第で判断するので、投稿コーナーを存続する意味がないと判断したのである。原稿料も支払わないのに査読なんて、と感じる方もいらっしゃるとは思うが、これは大事なことなのです。「質の管理」が一切ない場の原稿を、あなたは読みたくならないでしょう?

 気づいたことをいくつか書いてみた。あ、それとサイトの「問い合わせ」フォームは現在機能しておりません。なにかありましたら、sugiemckoy@gmail.comまでお願いいたします。

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