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(11/24)病院へ行こう

 標題は滝田洋二郎監督・一色伸幸脚本の映画題名から。主演の真田広之ファンである私は、もちろん劇場公開時に観ています。薬師丸ひろ子を可憐だと思った、最初で最後の映画だと思う。「野性の証明」からずっと観ていたけど、女優として好きだったことは特にないのである。

 まあ、そんなことはどうでもよくて、最近の仕事のご紹介である。
「小説現代」十二月号の特集は〈医療小説最前線〉なのだけど、ここに〈医療小説を読もう!〉というブックガイドを書いた。戦後の医療小説をほぼすべて網羅した内容になっていて、医師の成長物語から、実在の医師が登場する伝記文学、病院が舞台のミステリーまで、医療に関係した小説に関心がある方には楽しく読んでもらえるのではないかと思う。松尾スズキ『クワイエットルームにようこそ』なんかもリストに入っています。どうぞご一読を。

 この仕事を半月ぐらいかかってやって気づいたことなのだが、私、初期の渡辺淳一って大好きだったんだわ。特に『遠き落日』。野口英世の生涯を描いたこの小説を、夢中になって読んだ日々のことを思い出した。怖いもの見たさで再読してみたが、やはり非常におもしろかった。こういう世界に戻ってきてはくれないものかのう。
 そして再燃したのが吉村昭熱。吉村は、プロの作家が好きな小説家として挙げることの多い、ライターズ・ライターの一人だ。一冊でも読んでみると、その理由はすぐに判る。あまりにおもしろく、片っ端から買いなおしては現在再読中です。随筆もおもしろいので、食べ物に関する文章だけを集めた新刊『味を訪ねて』(河出書房新社)を、まず読むといいよ。

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