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(11/26)ミステリマガジン「相棒」特集号取材の裏話・その1

 今月号の「ミステリマガジン」は映画「相棒2」公開にあわせた「相棒」特集号だ。同誌が日本のテレビドラマの特集を巻頭に持ってくるのは、おそらく初めてだろう。快挙である。「相棒」が、それだけの意味がある作品だということだ。

 特集はたいへん読み応えがある内容なので、ぜひお目通しいただきたい。特に複数の評論家が、テレビシリーズをシーズンごとに分析したページは読み応えがある。これからビデオレンタルなどで作品を楽しもうという方がもしいたら、格好のガイドになるのではないだろうか。

 私が担当したのは、水谷豊・及川光博両氏のインタビューページである。これは立候補してやらせていただいた。北野広大に会いたい! ミッチーに会いたい! というのは嘘だ。いや、会いたい気持ちはあったけど。早川書房出入りのライターで、芸能人インタビューの経験がある人間って他にいなそうだったんだもん。私が今まででいちばん緊張した芸能人インタビューは、桃井かをり氏と北方謙三氏の対談である。桃井氏の一人称を全部「あたし」にしたら、全部「私」に訂正されたっけ……(遠い目)。まあ、ライターとしてそれなりに場数は踏んでいます。

 おそろしいことにミステリマガジンは、これまで写真撮影も全部編集部が行ってきたのである。ミステリー好きの俳優として児玉清氏が何度か誌面に登場しているが、それも編集部撮影。いや、カメラマンを立てたほうがいいよよ! 児玉さんは現役の芸能人なんだから! そんなわけで、両氏の取材は、ミステリマガジン史上きわめて異例のプロのカメラマンによる撮影となったのであった。

 しかも取材はスケジュールが急だ。11月1日がマスコミ向けの最初の試写で、インタビュー日は3日。当然といえば当然のことだが、事前に質問リストを提出してほしいという。うーん、と思って担当の編集部Yに電話をした。

私「えーと。質問リストを提出するのは、試写を観てからでもいいんですよね」
Y「だと思うんですが……」

 いやいや。媒体によっては試写を観る前に提出を求められることだってあるし。だいたい、今回の取材対象は東映なのである。東映だ。伝統的におおらかな、あの東映である。なにしろ『バトル・ロワイアル2』のノヴェライズだって、脚本のお尻がまだ書き上げられていない時点で結末をつけることを要求されたしなあ。設定についてわからないことがあったから問い合わせたら「決まっていません。いい設定を思いついたら教えてください。採用します」と言ってくださった、あの東映だ。今回は幸い、試写を観た翌日でいいということになった。1日夜に都内某所で試写を観て、Yと相談。翌日メールを発信できた。よし、だいじゃぶ。

 しかし、本当にたいへんなのはこれからなのであった。

(つづく)

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