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(3/4)これが私の一週間の仕事でござる(ただしウエブ限定)

 この一週間(というか日曜日から木曜日までの五日間)で十一本のWEB原稿を書いた。掲載日順に並べてみる。

■月曜日
「残酷な官吏があなたの夢を換金する」(BOOKJAPAN)
 吉村昭『私の文学漂流』、朝倉かすみ『ロコモーション』、快楽亭ブラック『借金2000万円返済記』の三冊書評。
厳密にはこれは「書評の愉悦」提出課題に加筆したものだから、一本としては数えなくてもいい。
ブックジャパンは現在「群衆の中の孤独」テーマで三冊書評を募集中だ。

■火曜日
「いえ、ハンコはシャチハ○じゃ困ります!」(BOOKJAPAN)
 施川ユウキ『え!? 絵がヘタなのに漫画家に?』の書評。ブックジャパンで漫画書評をやりませんかー、と付記で言ってみた。

「今更ながら宮部みゆきは凄い!最新作『ばんば憑き』に圧倒される」(excite review)
 最速レビューシリーズ。宮部みゆき『ばんば憑き』を読んだら非常におもしろかったので書いてみた。

「辻村深月が大化けする!〜『本日は大安なり』」(WEB本の雑誌)
 辻村深月『本日は大安なり』がおもしろかったので書いてみた。辻村は確実にうまくなっている作家で、今年は間違いなく大ブレイクする。先物買いというにはいささか遅いが、一応書いておく。

■水曜日
「人間の、いや私の手がまだ触れない」(BOOKJAPAN)
 畠山尚哉『話す写真-見えないものに向かって』に関する書評。少し前に本を読んで興奮したが感想が未整理だったので、お蔵入りにしていた。もう一度再挑戦して、自分の中のまだぐにゃぐにゃしているものを言葉にするようにしてみた。もどかしさをそのまま書評にするのも、アリだと思うんだ。

「『まんが極道』がこわいよう、俺、明日から本気出すんだよう」(excite review)
 唐沢なをき『まんが極道』第五巻の刊行記念書評。本文では伏せておいたが、巻末の唐沢よしこのあとがきには、兄・唐沢俊一の原作が遅れたために連載でたいへんなことになった、というエピソードが書かれている。

■木曜日
「歩き方が正しくないが大丈夫だ、問題ない」(BOOKJAPAN)
 立川談幸『談志狂時代』を含む、立川流の落語家が書いた本を採り上げた。芸談を読むのは好きなので、趣味について書くのは楽しいよ、と言ったつもり。

「立川談志ーー天才落語家の1日を追ったドキュメンタリー」(excite review)
 立川談志『談志が帰ってきた夜』についてどうしても書かないといけない、という思いで書いた。いちばん時間のかかったレビュー。DVDを観ながらメモをとり、会話などをメモしながら内容を要約したから。苦労したわりにはアクセスが伸びなかったが、まったく後悔はない。

「東野圭吾堂々の最新刊『麒麟の翼』」(WEB本の雑誌)
 最速レビューシリーズ、のはずだったのに20分差で大森望「加賀恭一郎シリーズ最新作、東野圭吾『麒麟の翼』」のほうが早かったらしい。さすが大森さん、嗅覚がいい。

■金曜日
「H・G・ウェルズってこんな人だったの!?」(BOOKJAPAN)
 H・G・ウェルズ『盗まれた細菌/初めての飛行機』について。光文社古典新訳文庫を総まくりする書評というのもいいなー。

「四次元ポケットのしくみを検証! 小説版『ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団』 」(excite review)
 瀬名秀明の『小説版ドラえもん のび太と鉄人兵団』が素晴らしかったので、書いた。「鳩よ!」ドラえもん特集号が手元にあるが、インタビューにおける瀬名の本気度は半端ではない。このノヴェライゼーションはお手本といってもいい理想的な作品だと思う。

 だいたいそんな感じ杉江松恋日和。

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