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アリス・マンローから水道橋博士まで

 昨日から今日にかけての私。

 昨夜は新宿三丁目BIRIBIR酒場にて恒例の「君にも見えるガイブンの星(ガイブン酒場改め)」を開催した。作家特集は『ディア・ライフ』が刊行されたアリス・マンローで、翻訳者の小竹由美子さんがいらして、たいへん有意義なお話を聞かせてくださった。マンローについての理解が進み、また自分の頭の中も整理できて嬉しい限りである。いつものことだが、壇上の私がいちばん楽しんだと思う。
 それ以外に採り上げたのはティムール・ヴェルメシュ『帰ってきたヒトラー』とトニ・モリスン『ホーム』である。すでに『帰ってきたヒトラー』以外の作品については書評を書いているが、ヴェルメシュについても近いうちにどこかでやりますね(1/30:やりました)。会場にマライ・メントライン氏がいらしていて、作品についての本国の評価を補足していただけた。感謝。

 『ディア・ライフ』エキレビ!書評

 『ホーム』書評百人組手

 今回のイベントは小竹さん目当てのお客さんがつめかけ、常にはないほどの盛況であった。おかげで控えめにするつもりが結構痛飲してしまい、午前様に。自宅には車で帰る。

 午前5時30分、自力で目覚ましをかけて起きるも、すぐに力尽きて二度寝。20分後にかかってきた電話で起床。しかし寝ていた家人をびっくりさせてしまった。すまぬ。

 電話はTBSラジオ「堀尾正明プラス」のMさんからであった。電話で生放送出演することになっていたのだ。お題は、21日に候補作が発表された本屋大賞の予想である。本命は森見登美彦の名を挙げた。森見は過去最高2位(『夜は短し歩けよ乙女』が佐藤多佳子『一瞬の風になれ』に僅差で惜敗)、そろそろ獲ってもらいたいと考えている書店員が多いのでは、という予想。対抗は芥川・直木賞残念組から岩城けい『さよなら、オレンジ』を選んだ。杉江さん個人の一押し作品は、と聞かれたので万城目学『とっぴんぱらりの風太郎』を。何かあげてくれよう。



『帰ってきたヒトラー』エキレビ!書評

 出番のあとは再び泥のように眠り、昼前に起きて妻と外出した。子供が受験生なので出願の手続きをしなければならないのだ。都内をあちこち歩き回る。

 ぎりぎりになって恵比寿ザ・ガーデンホールに。「水道橋博士のメルマ旬報Festival!」ということで、メルマガ執筆者が一堂に会したイベントなのである。私はその中の本などの話題について話すブロックに声をかけてもらっていた。原カント君からメールで企画書をもらい、いろいろ連絡を受けていたのだが、ここ数日アリス・マンローのことばかり考えていたので、ほとんど読んでいなかった。いざ登壇して、他の方がスライドも作って、けっこうきちんと準備されていたことにびっくりした。一人だけすみません。

 ただ、会場に立川談慶師匠が見えていたので、予定を急遽変更して立川流のことについて話していただいた。5分の持ち時間でミニインタビューの体である。事前にもっと質問を練っておくべきだったのだが、どうかご容赦いただきたい。とりあえず談慶師匠のご著書の話ができてよかった。

 一緒に登壇したのは、樋口毅宏、九龍ジョー、木村綾子、荒井カオル、テレビのスキマ、目崎敬三、碇本学の諸氏と、サプライズゲストとして堀江貴文氏。なんかホリエモンによく似た人がいるなー、と楽屋で思っていたらご本人だった。さらに碇本学氏の出番のときに全裸で股間に天狗の面、という格好で園子温監督が乱入、客席が大きくどよめいた。おかげで後ろに座っていた私は監督の生尻をばっちり拝み続けることに。眼福眼福。

 出番が終わってもまだイベントは続くのだが、立川談慶師匠と引き揚げる。駅までの道すがら四方山話。談慶師匠とは近日中におもしろいことをするのでご期待ください。

 そんなわけでいろいろあった土曜日だったが、ようやく落ち着いて本が読める場所に戻れた。これから読書時間です。そういえば今日は「このミステリーがすごい!」大賞の授賞式の日なのだが、フェスとかぶったこともあって出席が叶わなかった。あ、二次会から顔を出して、という話もあったような気もする。でも会場も教えてもらってないからいいや。受賞者の方にはここでお祝いを言わせてもらいます。どうぞご健筆を。

 というわけで明日はフラン・オブライエン『第三の警官』の読書会なのですよ!(http://d.hatena.ne.jp/honyakumystery/20140122/1390384007) 29日水曜日は法月綸太郎さんをお招きしての評論対談イベント(http://d.hatena.ne.jp/honyakumystery/20140124/1390523892)。ご来場、お待ちしております。

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