1日
恒例の年始挨拶。八王子市の実家へ。名古屋から伯母、茅ヶ崎市から弟夫婦がやってくるのも例年通り。子供は昨年受験だったため欠礼したので2年ぶりに全員が揃う。弟夫婦は3月に家を新築するとか。びっくり。
2日
年始挨拶、その2。北区の妻実家へ。義妹とその夫、お子さんも来ていてこちらも全員揃う。昨年よりも料理の減る量が多く、人数の違いを実感する。夜は来京してきたSとMと新年会。今年はKは来られず。3人で延々落語話。
3日
いただいた年賀状を元にひたすら住所録の整理。夜は「ローカル路線バスの旅」を観る。途中徒歩で10km近く歩かなければならない個所があるのにマルシアがヒールの高い靴を履いていて嘆息。案の定足が痛いと言い出す。
4日
近所の神社に初詣。ここの神主さんはPTA時代の会長仲間である。途中で某有名ラーメン店の店長が明日の開店の準備をしているのに出くわす。彼もPTA仲間だ。帰って読書と仕事。新日のドームにまったく興味が湧かない。
5日
6時半に家を出て大田区の蒲田まで11km歩く。大田区の施設で4月24日に翻訳ミステリー大賞の授賞式をやるので抽選会である。創元M氏がくじ運を発揮して無事確保。「こんなところで運を使ってしまって」とM氏。
6日
雨。一日在宅して仕事読書と各イベントの準備。メールを書いたりリストを作ったり。雨が結構激しいので、いつも庭に来る猫のことが気になる。こういうときこそ雨宿りしに来ればいいのに。文庫解説の〆切だが、できず。
7日
今年最初の商業原稿を送る。対価が発生する原稿なのだが一般の人の目には触れない予定。こういう仕事もある。文庫解説がなかなか書けない。全体の構想はできているのだが、細部の装飾をなかなか思いつけない。
8日
昼前に外出してお台場にて「Jテレスタイル」という番組に生出演。ホームズについて喋る。とって返して文庫解説を完成させ、送付。麹町の日テレアックスオンに借り物をしに行き、その後道楽亭で立川談四楼さん独演会。
9日
前夜遅くまで打ち上げで痛飲してしまったため不調。起きて12日の「闘うベストテン 場外乱闘篇ROUND3」関連のあれこれ。仕事始め後最初の週末なので各所から督促がある。ぺこぺこ言訳座頭。JAL機内誌の原稿送る。
10日
小説新潮の原稿送付。某賞下読みも終えて結果を連絡。原稿を送り返す。あとはひたすら読書。12日に「闘うベストテン」、15日に芥川・直木賞、16日に「ガイブンの星」があるのでそれ以外の本を読む余裕がまったくない。
11日
お江戸日本橋亭にて快楽亭ブラック独演会。かつぎや/権助魚/お若伊之助/七段目/お血脈という豪華な演目。この会が不入りだったら東京では興行をやらないと宣言していたブラックだがなかなかの入りだった。
12日
新宿ロフトプラスワンにて「闘うベストテン 場外乱闘篇ROUND3」開催。客入りが危ぶまれた興行だったが開けてみれば70人程度の入り。みなさまのおかげです。ありがとうございます。月の宴→上海酒家と打ち上げ。
13日
昨日のダメージを引きずりつつ外出。遅れそうなので九段下・飯田橋間をタクシーでショートカットしたのだが、それが間違いで携帯電話を置き忘れる。角川書店にて桃月庵白酒さんの収録。帰宅し週刊新潮原稿送付。
14日
携帯電話を気にしつつも仕事。いつもは必ずもらう領収書を、なぜか昨日に限り貰い忘れていた。携帯電話そのものはどうでもいいのだが、中に日光街道歩きの写真が入ったままになっているのが痛い。がっくりくる。
15日
エキレビ!に芥川&直木賞予想原稿送付。そしてミステリマガジンに原稿送付。なんとか間に合うとのこと。夜、下北沢B&Bで芥川&直木賞イベント。酔狂な会に来てくださった方たちに感謝。代々木上原で食事し帰宅。
16日
依然として携帯電話は見つからず。どうやら今回は覚悟する必要がありそう。夜はCafe Live Wireにて「君にも見えるガイブンの星」第25回。木村政則さんにミュリエル・スパーク話を伺う。怒濤のイベント週終了。疲れた。
追記:
14日にはFM東京「中西哲生のクロノス」電話取材を受けて米澤穂信『満願』については成したのだった。15日早朝に放送。