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第二回博麗神社例大祭御礼

 昨日の博麗神社秋季例大祭ではお引き立てを賜り、誠にありがとうございました。
 今回は新刊『こんにちは、博麗霊夢』と、既刊『東方同人誌マストリード100の・ようなもの』(2014例大祭)、『博麗霊夢はそこにいる』(2014秋季例大祭)、『博麗霊夢がやってくる』(2015小春小径)、『博麗霊夢はどこにいる』(2015例大祭)を持参しました。このうち『博麗霊夢がやってくる』のみ在庫僅少で、すぐに売り切れてしまい、失礼しました。

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【秋季例大祭開始直前の私】

 新刊『こんにちは、博麗霊夢』は〈博麗霊夢の日々〉シリーズの第4弾です。
〈博麗霊夢の日々〉シリーズとは、楽園の素敵な巫女・博麗霊夢が幻想郷で送る日々を綴ったもので、日常4割、非日常6割の、わりと呑気に進行していく物語です。よくご質問を受けますが、1冊ごとに完結しているので、単独でお読みいただけます(異変が解決するとまた日常に戻るようなものです)。また、原作準拠なので、二次設定ネタや、百合要素なども控えめになっていると思います(心眼で読んでいただくと、浮かび上がってくるものがあるかもしれませんが)。そして、全年齢対象です。

『こんにちは、博麗霊夢』表題作は、不意に博麗の巫女がいなくなってしまうところから話が始まります。やがて幻想郷中に突然火柱が上がる異変が連続して起き、火災によって魔法の森にいられなくなった霧雨魔理沙とアリス・マーガトロイドが成り行きで対策を講じることになります。もちろん霊夢の出番もありますが、どのへんで出てくるかは秘密です。おまけとして火災異変の後日談「博麗霊夢雲に乗る」が収録されております。こちらの主役は聖白蓮と四季映姫・ヤマザナドゥです。

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【こんにちは、博麗霊夢表紙。画・くまさん(赤色バニラ)】


 上記の新刊を含め、すべてのサークル〈腋巫女愛〉作品はとらのあな様の通販、もしくは各店舗にて委託販売をしております。『こんにちは、博麗霊夢』『博麗霊夢はそこにいる』の2冊のみ、新規委託なので現在予約扱いですが、間もなく発売される予定です。興味を持っていただいた方は、よろしければお買い求めください。

〈腋巫女愛〉作品通販ページ

 ちなみに秋季例大祭では、以下の数を販売しました。また、表紙画・挿絵を〈赤色バニラ〉のくまさん、編集を〈日々徒然〉の古翠さんにお願いし、販売にあたってはほむきちさんのお力を借りました。
『東方同人誌マストリード100の・ようなもの』13
『博麗霊夢はそこにいる』16
『博麗霊夢がやってくる』3(完売)
『博麗霊夢はどこにいる』21
『こんにちは、博麗霊夢』55

 今後とも杉江松恋と個人サークル〈腋巫女愛〉をよろしくお願い申し上げます。


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10/4 春風亭吉好・三遊亭はらしょう「新作落語ファクトリー」第2回報告

 この会は、ヲタク落語の推進者である吉好さんが、寄席などでも使える武器として幅広く新作ネタを増やしていく目的で始めたもので、毎回ネタおろしした新作を放送作家でもある三遊亭はらしょうさんにダメだししてもらい、次回までに直してきて再演するというものです。今回は、第1回のトリネタ「もえほめ」を再演、そして新作「のべる」のネタおろしがありました。

「のべる」(ネタおろし)吉好
「堀川さん」はらしょう
批評トーク

中入り

「やかん~紙切り」はらしょう
「もえほめ」吉好

※第一回のネタおろし時の「もえほめ」はこちらで見ることができます。お客様として来ていただいた方は、ぜひ見比べてみてください。

「のべる」は小説誌編集者と編集長を登場人物とする噺です。これが次回どのように進化するか。ぜひ来場してお確かめください。

次回の「新作落語ファクトリー」は12月6日(日)開催です。

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【はらしょうさんによる批評風景】


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9/18 台所鬼〆独演会「鬼が来た」第1回報告

 9月18日(金)は落語協会の台所鬼〆さん独演会でした。このかわった名前は、先代小さんが弟子につけたがっていたものらしく、残念ながら生前には希望者が現われず(元は天狗連の名前ではないか、と鬼〆さん)。孫の花緑門下の一番弟子が名乗ることになりました。ただし2016年春に鬼〆さんは真打昇進予定なので、この名前はあと半年限定。その間、うちでは鬼〆独演会を継続開催しますよ。

 このときも最初の依頼文に「2時間半程度で」と書いたら、「え、2時間半ですか?」というメールが。てっきり「長すぎる」というのかと思ったら「そんなにやっていいんですか」という反応でした。本当に2時間半みっちりやられ、、しかも質問コーナー、百面相と、落語以外の余興も入れてくださって、お客様は笑い疲れるぐらいに楽しんでいただけたと自負しております。

 だってこの内容なんだもの。

「真田小僧」鬼〆
「紀州」鬼〆
「百面相(余興)」鬼〆
「愛宕山」鬼〆

中入り

「質問コーナー」鬼〆
「大工調べ」鬼〆
「松曳き」鬼〆

 盛りだくさんの会でした。次回鬼〆さんは12月11日(金)に登場予定です。お見逃しなく。

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【百面相中の鬼〆さん】

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【質問コーナーで秘密の過去について答える鬼〆さん】

ご予約はこちら。

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9/22(火) 立川志獅丸独演会「獅子王吠える!」第2回報告

 この日は前座さん勉強会「喫茶★ゼンザ」とこちらの2回公演。志らく一門のお気に入り二つ目、志獅丸さんにお願いしました。志獅丸さんは宇都宮でラジオのレギュラーを持っておられたり、餃子がお好きだったり、体格を見ても他人とは思えないんだよなあ。

「元犬」志ら鈴
「疝気の虫」志獅丸
「紙入れ」志獅丸

中入り

「芝浜」志獅丸

「疝気の虫」は虫たちがやたらと宇都宮餃子に詳しくて、どう見ても「餃子好きの栃木っ子」なのに「蕎麦好きの江戸っ子」と言い張るのがおかしかった。この日は秋分の日の一日前だったのだけど、ちょっとフライングして冬の噺で最後は「芝浜」。演者も観客も、たぶん今シーズン初芝浜でした。
 志獅丸さんの会の次回は、ちょっと新コンセプトでお願いする予定です。待て、続報。
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9/13立川談四楼独演会「オールナイトで談四楼」第10回報告

終電で来て始発で帰る、という他にない落語会を目指すこの企画。

 実は第11回はたいへんだったのです。

 談四楼さんは12日の昼間、東銀座のそば割烹「流石」で落語会があり、それがはねて、懇親会もおつきあいされてからの落語会でした。ご自宅に戻っていただくのもたいへんなので、近くのホテルでご休憩いただき、ダブルヘッダーをお願いしたのですが、無茶なことをさせてしまったと、主催者側として反省しきりでした。それでもきっちりと三席つとめていただき、感謝感激。

「たらちね」だん子
「浮世根問」談四楼
「目黒の秋刀魚」談四楼

中入り

「ぼんぼん唄」談四楼

 写真は「浮世根問」のまくらでしょうか。
 新宿でオールナイトの遊びを提供する落語会、次回は10月18日(日)1時からです。前回は談四楼さんがたいへんでしたが、実は今回は私がピンチの回なのでした。詳しくはまた別途。
 ご来場お待ちしております。

 次回ご予約はこちら20150913_012517


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9/22 落語立川流前座勉強会「立川さんちの喫茶★ゼンザ」第3回ご報告

9/22(火)落語立川流前座勉強会「立川さんちの喫茶★ゼンザ」第3回。初めてのつばなれを達成した。料金700円ワンドリンクつきで、途中の出入り自由。3時間みっちり落語を聴ける会なのです。

「つる」らくまん
「金名竹」うおるたー
「手紙無筆」らく葉
「子ほめ」らく門
「転失気」らく鈴

中入り

「近日息子」らくまん
「寄合酒」うおるたー
「真田小僧」らく鈴
「権助魚」志ら門
「ろくろっ首」らく葉

今回のお気に入りは志ら門「権助魚」かな。過去三回の志ら門でいちばんよかった気がする。テンポもよく、楽しかったです。

次回の「立川さんちの喫茶★ゼンザ」は10/27(火)14:30~17:30です。どうぞお楽しみに。


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