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ひさしぶりに落語会のはしご 田原町~落語協会

 ブログではおひさしぶりです。最近もそれなりに真面目に仕事をしておりまして、8月に本が出ます。これまであまり出してこなかった分野の本ですので、お楽しみに。今回は、日々のつれづれをメモ風に。

 土日はあまり趣味の外出はしないようにしているのだが、昨日は書いても書いても終わらなかった文庫解説原稿を徹夜して終わらせたということと、家族がそれぞれの用事で出かけていたということもあってひさしぶりに自分に許可を出した。落語成分の補給である。


 昼頃に起きだして、まずは浅草ことぶ季亭(銀座線田原町駅)にて立川談幸さんの独演会にうかがう。以前から気になっていた(案内に着物の方割引がある)談幸さんの定期会である。場所がよくわからず10分ほど遅刻した。マンションの一室を舞台ありの部屋に作り変えた貸席で定員は30名ほどか。演目は、だくだく/品川心中/子別れの三席で、子別れは亀ちゃんが愛らしくてよかった。番頭さんが鰻屋で間に入って口をきく形で、落ちに改変がある。談幸さんのオリジナルだと思うが自信なし。


 終わってしばし街を散策し、次の会をどうするか検討した。可能な限りはしごをするつもりである。本当は午前中に雑司ヶ谷で三遊亭ぴっかり☆の会があったのでそちらにも顔を出したかったが、徹夜明けでさすがに無理だった。目当ての会はいくつかあったが、最終的には落語協会の二階で行われている「初演の会」に行くことにする。17時から受付開始で、事務所の前に行くと立川談四楼さんの下北沢でよくお会いするAさんがいらっしゃった。Aさんはこの会の常連である。


 毎回三題噺が宿題になっていて、それを始めに披露、それから演者が初演、もしくは蔵出しの噺をそれぞれ演じるという形式らしい。今回の三題噺当番は馬桜で「脱線事故/台所/お蔵入り」の宿題であった。次回は「クマモン/夏祭り/三度笠」ということに決まった。演目は、真田小僧 はな平/夏泥 菊生/小言幸兵衛 馬桜で、この最後の小言幸兵衛が非常によかった。馬桜さんはご案内のとおり元・立川談生であり、家元談志に小言幸兵衛の稽古をつけてもらった思い出をまくらにされていた。幸兵衛のモノローグから始まる導入がよく、口調だけでおなか一杯となる。


 終演後は打ち上げがあるとのこと。Aさんに誘っていただき、少し迷ったがまぜていただいた。実は19時半から千駄木で行われている入船亭遊京さんの勉強会を覗いて、そのあとは末広深夜寄席、という肚づもりもあったのだ。しかしツイッターで見ると、遊京さんの会は途中入場ができないとのこと。おそらくは会場の都合で仕方ない。小言幸兵衛でじゅうぶん満足していたこともあり、ここは卑しく数を聞くことにこだわるのは止めようと思い、落語会巡りは中断した。


 帰宅しつつメールを見ると、かねてより落語会をお願いしたいと思っていた方から、出演希望の連絡をいただいていた。しめこの兎である。大歓迎で一人会ですか、二人会ですか、とお聞きすると二人会をご希望で、他の二つ目を連れてきていただけるとのこと。言葉は悪いがまるで友釣りで、たいへんありがたい仕儀と相成った。
早々に床に就き、いつも通り夢も見ずにぐっすり眠る。

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