12/6は春風亭吉好さんの新作落語ファクトリー#3

 落語芸術協会の二つ目、春風亭吉好さんが新作落語のネタおろしに挑む新作落語ファクトリー、来週日曜日に第三回が開催されます。
毎回1本のネタおろし、それを次回までにあげて(改善して)きて再演する。そのくり返しで、どんどん新作のネタを増やしていく、という狙いの会です。

 第一回はこちらに動画の上がっている「もえほめ」。


(高座の一部始終とその後の批評会の模様がご覧いただけます)
奥さんの機嫌を損ねた後輩のために、会社の先輩が女性のもえポイントの見つけ方を指南するというお噺でした。

 第二回、つまり今回あげてくる予定が「のべる」。
原稿を落としそうな作家の先生の担当編集者と編集長が、今ある素材だけでどうやってページを埋めようかと相談する。一部の職業の方にはおなかが痛くなりそうな内容です。
 
 第三回はどのような新作がネタおろしされるのか、今から私も楽しみにしております。
日曜夜ですが、国民的アニメとか座布団運びの番組とかをどうしても観たいという方以外はぜひいらしてください。吉好さんはおもしろいよ。

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11/24は笑福亭羽光さん単独ライブです

明日は落語芸術協会の二つ目、笑福亭羽光さんの単独ライブです。

私小説落語として、羽光さんの半生記も落語化して語っていただく予定です。

というのも羽光さん、18歳で高校の同級生と組んで漫才師デビューを果たし、その後大阪学院大学に進学して落語研究会に所属し、本格的に芸人を目指したという早熟の才能の主であります。1998年には4人組ユニット「爆裂Q」を結成して本格的に活動を開始、そのかたわら、講談社週刊少年マガジンの第35回ギャグ漫画新人賞を獲得し、「のぞむよしお」名義で漫画創作も行います。「のぞむよしお」の由来は作画担当の松田望と原作の中村好夫の名前を取ったもので、中村好夫は羽光さんの本名です。そして松田望こそは、かつて高校時代に漫才コンビを組んだ相方でした。

2007年に「爆裂Q」を解散し、落語芸術協会の上方真打・笑福亭鶴光さんに入門、2011年に二つ目に昇進します。有望な若手二つ目が参加する興行「成金」のメンバーとして、存在感を示している実力派であります。
そんな羽光さんの創作力の源について触れてみたいというライブです。新作落語の他、トークコーナーでもお楽しみいただけます。平日ではありますが、どうぞ奮ってご参加くださいまし。

 写真は、週刊ヤングジャンプに連載されたのぞむよしお(笑福亭羽光さんと友人松田望氏の合作チーム)の代表作『性的人間』です。「どうていまんが」とあるとおり、実にヤンジャンらしい、下ネタギャグ漫画。作者自身をモデルにした登場人物が主役を務めます。

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10/4 春風亭吉好・三遊亭はらしょう「新作落語ファクトリー」第2回報告

 この会は、ヲタク落語の推進者である吉好さんが、寄席などでも使える武器として幅広く新作ネタを増やしていく目的で始めたもので、毎回ネタおろしした新作を放送作家でもある三遊亭はらしょうさんにダメだししてもらい、次回までに直してきて再演するというものです。今回は、第1回のトリネタ「もえほめ」を再演、そして新作「のべる」のネタおろしがありました。

「のべる」(ネタおろし)吉好
「堀川さん」はらしょう
批評トーク

中入り

「やかん~紙切り」はらしょう
「もえほめ」吉好

※第一回のネタおろし時の「もえほめ」はこちらで見ることができます。お客様として来ていただいた方は、ぜひ見比べてみてください。

「のべる」は小説誌編集者と編集長を登場人物とする噺です。これが次回どのように進化するか。ぜひ来場してお確かめください。

次回の「新作落語ファクトリー」は12月6日(日)開催です。

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【はらしょうさんによる批評風景】


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9/18 台所鬼〆独演会「鬼が来た」第1回報告

 9月18日(金)は落語協会の台所鬼〆さん独演会でした。このかわった名前は、先代小さんが弟子につけたがっていたものらしく、残念ながら生前には希望者が現われず(元は天狗連の名前ではないか、と鬼〆さん)。孫の花緑門下の一番弟子が名乗ることになりました。ただし2016年春に鬼〆さんは真打昇進予定なので、この名前はあと半年限定。その間、うちでは鬼〆独演会を継続開催しますよ。

 このときも最初の依頼文に「2時間半程度で」と書いたら、「え、2時間半ですか?」というメールが。てっきり「長すぎる」というのかと思ったら「そんなにやっていいんですか」という反応でした。本当に2時間半みっちりやられ、、しかも質問コーナー、百面相と、落語以外の余興も入れてくださって、お客様は笑い疲れるぐらいに楽しんでいただけたと自負しております。

 だってこの内容なんだもの。

「真田小僧」鬼〆
「紀州」鬼〆
「百面相(余興)」鬼〆
「愛宕山」鬼〆

中入り

「質問コーナー」鬼〆
「大工調べ」鬼〆
「松曳き」鬼〆

 盛りだくさんの会でした。次回鬼〆さんは12月11日(金)に登場予定です。お見逃しなく。

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【百面相中の鬼〆さん】

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【質問コーナーで秘密の過去について答える鬼〆さん】

ご予約はこちら。

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9/22(火) 立川志獅丸独演会「獅子王吠える!」第2回報告

 この日は前座さん勉強会「喫茶★ゼンザ」とこちらの2回公演。志らく一門のお気に入り二つ目、志獅丸さんにお願いしました。志獅丸さんは宇都宮でラジオのレギュラーを持っておられたり、餃子がお好きだったり、体格を見ても他人とは思えないんだよなあ。

「元犬」志ら鈴
「疝気の虫」志獅丸
「紙入れ」志獅丸

中入り

「芝浜」志獅丸

「疝気の虫」は虫たちがやたらと宇都宮餃子に詳しくて、どう見ても「餃子好きの栃木っ子」なのに「蕎麦好きの江戸っ子」と言い張るのがおかしかった。この日は秋分の日の一日前だったのだけど、ちょっとフライングして冬の噺で最後は「芝浜」。演者も観客も、たぶん今シーズン初芝浜でした。
 志獅丸さんの会の次回は、ちょっと新コンセプトでお願いする予定です。待て、続報。
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9/13立川談四楼独演会「オールナイトで談四楼」第10回報告

終電で来て始発で帰る、という他にない落語会を目指すこの企画。

 実は第11回はたいへんだったのです。

 談四楼さんは12日の昼間、東銀座のそば割烹「流石」で落語会があり、それがはねて、懇親会もおつきあいされてからの落語会でした。ご自宅に戻っていただくのもたいへんなので、近くのホテルでご休憩いただき、ダブルヘッダーをお願いしたのですが、無茶なことをさせてしまったと、主催者側として反省しきりでした。それでもきっちりと三席つとめていただき、感謝感激。

「たらちね」だん子
「浮世根問」談四楼
「目黒の秋刀魚」談四楼

中入り

「ぼんぼん唄」談四楼

 写真は「浮世根問」のまくらでしょうか。
 新宿でオールナイトの遊びを提供する落語会、次回は10月18日(日)1時からです。前回は談四楼さんがたいへんでしたが、実は今回は私がピンチの回なのでした。詳しくはまた別途。
 ご来場お待ちしております。

 次回ご予約はこちら20150913_012517


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9/22 落語立川流前座勉強会「立川さんちの喫茶★ゼンザ」第3回ご報告

9/22(火)落語立川流前座勉強会「立川さんちの喫茶★ゼンザ」第3回。初めてのつばなれを達成した。料金700円ワンドリンクつきで、途中の出入り自由。3時間みっちり落語を聴ける会なのです。

「つる」らくまん
「金名竹」うおるたー
「手紙無筆」らく葉
「子ほめ」らく門
「転失気」らく鈴

中入り

「近日息子」らくまん
「寄合酒」うおるたー
「真田小僧」らく鈴
「権助魚」志ら門
「ろくろっ首」らく葉

今回のお気に入りは志ら門「権助魚」かな。過去三回の志ら門でいちばんよかった気がする。テンポもよく、楽しかったです。

次回の「立川さんちの喫茶★ゼンザ」は10/27(火)14:30~17:30です。どうぞお楽しみに。


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次回立川談四楼深夜寄席は4月26日25時開催です


 昨日の立川談四楼独演会@新宿Biri-Biri酒場にお越しいただいたみなさま、ありがとうございます。
 談四楼さんは長講2席、気合いの入った高座でした。
 一席目は酔っ払いの枕をふっておいて「らくだ」。丁の目の半次のドスのきいた台詞まわし、らくだの怪人演技、そしてくず屋の小人物ぶり(『~なのでございます』と言葉が馬鹿丁寧になりながら萎縮する)、どれも見事でございました。
 二席目はまさかの「鼠穴」。都会と鄙という話題でもしや、と思いましたが、地方からやってきた兄弟の話で、という一言で息を飲みました。茶屋酒のしみこんだ弟の爛れた感じ、鉄面皮に見えた兄が次第に変化してみえる中盤の演出、そして火事の場面の迫力と、これまた結構。一晩に「らくだ」と「鼠穴」、なんとも贅沢でございました。

 本深夜寄席はこれからも継続開催してまいります。
 とりあえず次回は4月26日25時~、そして次々回は6月21日25時~。
 土曜の夜のデートは、その日だけは延期してくださいませ。観なければ一生後悔いたしますよ。

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本日25時より、立川談四楼師匠の独演会です

 ただいまより家を出て、お手伝いのため会場へ向かいます。
 行くかどうするか迷っていらっしゃった方、新宿末広亭深夜寄席に行かれる方、結構な予約を頂戴しましたが、まだお席はございます。どうぞご遠慮なく、新宿Biri-Biri酒場にお越しくださいませ。

 行きたいんだけど、という方は杉江のtwitter(@from41tohomania)宛、メンション、DMを飛ばしていただいても結構です。
 また詳細はこちらからどうぞ。
 http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=69186829

  杉江松恋プロデュース オールナイトで談四楼 終電から始発まで噺っぱなし
 
 
 [出演] 立川談四楼(落語家)

 [日時] 2014年2月23日(日)  開場・午前0:30  開演・午前1:00  終演・午前3:00

 [会場] Live Wire Biri-Biri酒場 新宿
      東京都新宿区新宿5丁目11-23 八千代ビル2F (Googleマップ)
     ・都営新宿線「新宿3丁目」駅 C6~8出口から徒歩5分
     ・丸ノ内線・副都心線「新宿3丁目」駅 B2出口から徒歩8分
     ・JR線「新宿」駅 東口から徒歩12分
 
 [料金] 2500円 (当日券500円up) (前売り終了しました。当日券あります)
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2.23(日) オールナイトで談四楼 終電から始発まで噺っぱなし

 2月23日の夜、というか早朝、睡眠をとられる以外にご用事のある方はいらっしゃるでしょうか。
 まあ、あまりいないと思いますが。

 縁あって、落語会のお手伝いをすることになりました。
 落語立川流の真打、立川談四楼師匠が「真の深夜寄席」に挑戦されます。

 立川談四楼オフィシャルサイト「だんしろう商店」


 普通の深夜寄席はどんなに遅くても終電前にはおしまいになり、お客を送り出すものですが、これはまったく逆で、終電が行ってしまうころあいを見計らって始まります。

 つまり、終電から始発まで、落語を聴きながらお籠もりをしようという素敵な試みなのです。
 内訳を申し上げますと、午前1時から3時までは談四楼師匠の独演会。そのあとは始発が動く時分まで打ち上げということになります。もちろん宴会に参加せずに帰っていただいても結構ですが。

 あまり例のないこの試み。
 どういうわけか私もお手伝いしております。
 真の大人だけが参加を許される(もちろん18禁です)落語会、どうぞお誘いあわせの上、いらっしゃってください。

 詳細・ご予約はこちら
(http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=69186829)
 限定40席ですのでお早めに。

 なお、改めて申し上げる必要もないでしょうが、事前のご酒は控えめに。できればしらふでお越しください。
 せっかくの落語会を夢の国で聴いてしまったら、つまらないですから。
 その分、どうぞ打ち上げで楽しまれてください。

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1/29(水)に作家・法月倫太郎さんとの評論対談を公開で行います。
詳しくはこちら

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